ガス料金を比較して乗り換え!2026年版おすすめ節約術と手順

「毎月のガス料金が高い気がする」「乗り換えで節約できると聞いたけど、何をすればいいかわからない」——そんな悩みをお持ちではないでしょうか。

2017年のガス小売全面自由化以降、都市ガスは複数の事業者から選んで契約できるようになりました。上手に比較・乗り換えをすれば、年間数千円〜数万円の節約につながるケースもあります(※節約効果は世帯規模・使用量・居住エリアによって異なります)。

この記事では、ガス料金の仕組みから比較のポイント、主要ガス会社の料金プラン、乗り換え手順、注意点まで、固定費削減の観点からわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 都市ガス・プロパンガスの違いと料金の仕組み
  • ガス会社を比較するときに見るべきポイント
  • 主要ガス会社の料金プランと特徴
  • 乗り換えの手順と注意点
  • ガス代削減と組み合わせたいエネルギーコスト削減術

ガス料金の仕組みをまず理解しよう

都市ガスとプロパンガス(LPガス)の違い

日本のガスには大きく2種類あります。

項目 都市ガス プロパンガス(LPガス)
供給方法 地下のパイプラインで供給 ボンベで配送・設置
エリア 都市部・整備済みエリアのみ 全国どこでも利用可能
料金水準 比較的安い 都市ガスより高い傾向
乗り換えの自由度 2017年から自由化(複数社から選択可) 業者間の競争はあるが構造上変わりにくい
自由化の有無 あり(小売全面自由化済み) もともと自由化されているが料金透明性が低い

都市ガスが利用できる地域では、自由化によって新電力と同様に複数社からガスを選べます。一方、プロパンガスは業者を変えることは可能ですが、配送コストや設備費が料金に含まれるため、そもそもの料金構造が異なります。

ガス料金の構成要素

ガス料金は主に以下の3要素で構成されています。

注意:燃料費調整額に注意
ガス料金は原料(天然ガスなど)の価格変動を反映する「燃料費調整制度」があるため、同じプランでも月によって請求額が変わります。紹介する料金はあくまで目安であり、最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。

ガス会社を比較するときに見るべき5つのポイント

① 居住エリアで選べる会社が決まる

都市ガスの乗り換えは、お住まいのエリアによって選択できる会社が異なります。たとえば、東京ガスのエリアでは東京電力エナジーパートナーやLooopガスなどが参入していますが、大阪ガスのエリアとは対応会社が違います。まず「自分のエリアで使える会社はどこか」を確認することが第一歩です。

② 基本料金と従量料金のバランス

ガス使用量が少ない世帯(1〜2人暮らしなど)は基本料金が低いプランが有利になりやすく、使用量が多い世帯(大家族・給湯器の使用が多いなど)は従量料金単価が安いプランを選ぶと節約になる傾向があります。

③ 電気とのセット割引

多くのガス会社・電力会社は、ガスと電気をセットで契約すると割引が適用されるプランを提供しています。すでに契約している電力会社にガスプランがあるか、またはガス会社の電気プランが安いかを確認しましょう。

④ キャンペーン・初期特典

乗り換えキャンペーンとして、ガス料金の割引やポイント付与、初月無料などが設定されていることがあります。ただし、キャンペーンは期間限定のものが多く、終了後の通常料金も比較することが重要です。

⑤ 解約金・違約金の有無

ガスの乗り換えでは、現在の契約に解約金や違約金が設定されていない場合がほとんど(都市ガスの標準プランの場合)ですが、一部の特別プランや割引プランでは一定期間の縛りがある場合もあります。契約時の書類や約款を確認しておきましょう。

主要ガス会社の料金プランを比較

以下は2026年4月時点の主要なガス供給会社の概要です。料金は各社の公式サイトでの公表値をもとにしていますが、燃料費調整額・消費税込みの実際の請求額は変動します。必ず最新情報を公式サイトでご確認ください。

東京ガス(東京ガス供給エリア向け)

エリア最大手

  • 基本料金: 口径13Aで約750円〜(税込)
  • 従量料金: 使用量段階によって異なる(詳細は公式サイト参照)
  • 特徴: 供給安定性が高く、サポート体制が充実。電気とのセット割あり。
  • 対応エリア: 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城など関東圏

※東京ガスでは太陽光発電・蓄電池サービスも提供しています。エネルギーをまとめて管理したい方にも選択肢のひとつです。

大阪ガス(大阪ガス供給エリア向け)

関西圏最大手

  • 基本料金: 口径13Aで約750円〜(税込)
  • 従量料金: 使用量に応じた段階料金制
  • 特徴: 関西圏の都市ガスシェアトップ。電気とのセット「ハピeセット」など割引プランあり。
  • 対応エリア: 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山など近畿圏

東京電力エナジーパートナー(東京ガスエリア向け)

電気とセットでお得

  • 特徴: 電気と同時申し込みで「ガス&でんき」プランが利用可能。電気代も含めたトータルコスト削減を狙える。
  • 割引: 電気とのセット割引が適用される場合あり
  • 対応エリア: 東京ガスのガス供給エリア内

Looopガス

比較のコツ
各社の料金は「月のガス使用量(m³)」を入力してシミュレーションできるツールを提供しています。直近3か月のガス検針票を手元に用意して、各社の公式シミュレーターで比較するのが最も正確です。

ガス会社の乗り換え手順【ステップ別解説】

STEP1:現在の契約内容と使用量を確認する

まず、現在のガス検針票や契約書類を確認しましょう。確認するポイントは以下のとおりです。

STEP2:乗り換え先を比較・検討する

居住エリアで利用できるガス会社を比較します。各社の公式サイトのシミュレーターや、ガス会社比較サービスを活用すると効率的です。電気とセット契約でさらにお得になる場合もあるため、電力会社も合わせて検討しましょう。

STEP3:新しいガス会社に申し込む

乗り換え先を決めたら、公式サイトから申し込みます。必要な情報は以下のとおりです。

STEP4:現在の会社への解約連絡は不要(都市ガスの場合)

都市ガスの乗り換えでは、新しいガス会社への申し込みだけで手続きが完了するケースがほとんどです。旧ガス会社への解約連絡は新しい会社が代行してくれます。ただし、一部のプランでは手続きが必要な場合もあるため、申し込み時に確認しましょう。

STEP5:切り替え完了・開通確認

申し込みから切り替え完了まで、通常1〜2か月程度かかります。切り替え後の最初の検針で新しい会社からの請求が始まります。工事は不要で、ガスの供給が途切れることもありません。

乗り換えのメリットまとめ

  • ガスの供給が止まることなくスムーズに切り替えられる
  • 工事不要・初期費用なしで乗り換えできる(都市ガスの場合)
  • 電気とのセット割で電気代も同時に節約できる場合がある
  • キャンペーン特典でポイントや割引を受けられることがある

乗り換え前に確認したい注意点

プロパンガスは乗り換えの仕組みが異なる

プロパンガス(LPガス)は都市ガスの自由化と仕組みが異なります。業者を変えることは可能ですが、ボンベや配管・機器の設置費用が料金に含まれていることが多く、単純な料金比較が難しい場合があります。乗り換えを検討する際は、現在の業者との契約内容(設備の所有権・撤去費など)を必ず確認してください。

集合住宅は自由に選べないことがある

マンションやアパートでは、建物全体でガス供給会社が決まっている場合があります。個人で乗り換えを希望しても対応できないケースがあるため、事前に管理会社や大家さんに確認しましょう。

料金は変動することを前提に考える

都市ガスの料金は原料費の変動に伴う「燃料費調整額」によって毎月変わります。また、各社の料金プランも改定されることがあります。乗り換え後も定期的に料金を確認する習慣をつけることをおすすめします。

特約・割引プランの適用条件を確認する

「電気とセットで割引」「口座振替で割引」などの条件付き割引は、条件が変わった場合に割引が終了することがあります。適用条件をよく読み、長期的にメリットがあるかを確認しましょう。

ガス代と合わせて検討したいエネルギーコスト削減術

太陽光発電でエネルギーコストをトータル削減

ガス料金の見直しと並行して、太陽光発電の導入も検討すると、電気代を含めた光熱費全体を大幅に削減できる可能性があります。

太陽光発電の導入費用は、システム容量・メーカー・設置条件によって異なりますが、一般的な4kWシステムで80万〜150万円程度(設置費込み・2026年時点の目安)が相場です。ただし、地方自治体や国の補助金を活用することで実質的な費用を抑えられる場合があります。

太陽光発電の一括見積もりを活用しよう
太陽光発電は複数の施工会社から見積もりを取ることで、費用を抑えながら信頼できる会社を選べます。一括見積もりサービスを利用すると、複数社の比較が一度で済んで便利です。

太陽光発電の導入を検討している方は、まず一括見積もりサービスで費用感を確認してみましょう。
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また、エコ×エネの相談窓口では、太陽光発電・蓄電池の導入に関する相談を無料で受け付けています。「何から始めればいいかわからない」という方にも気軽に相談できます。
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蓄電池の導入で電気代をさらに最適化

太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、昼間に発電した電気を夜間に使えるため、電力会社からの購入電力量を大幅に減らせます。蓄電池の導入費用は容量や機種によって50万〜200万円程度が目安ですが、各自治体の補助金制度を活用することで費用負担を軽減できる場合があります。

蓄電池の見積もりは以下のサービスから確認できます。
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オール電化への切り替えも選択肢のひとつ

ガスをやめてオール電化(IHクッキングヒーター+電気給湯器)に切り替えるという方法もあります。太陽光発電と組み合わせた場合にとくに相性がよく、光熱費全体を下げやすくなります。ただし、リフォーム費用や機器代がかかるため、長期的なコスト計算をしたうえで検討しましょう。

ガス料金比較・乗り換えに関するよくある質問

Q. ガスの乗り換えで工事は必要ですか?

A. 都市ガスの乗り換えでは工事は不要です。ガス管やメーターはそのまま使用し、供給会社だけが変わります。ガスが止まることもありません。

Q. 乗り換えた後にまた戻せますか?

A. はい、再度乗り換えることは可能です。ただし、一部のプランでは一定期間の縛りがある場合があるため、契約内容を確認してください。

Q. マンションに住んでいますが乗り換えできますか?

A. 建物の契約形態によります。個別に検針・契約している場合は乗り換え可能なことが多いですが、一括受電・共用設備でガスが供給されている場合は難しいケースもあります。管理会社に確認してみてください。

Q. プロパンガスから都市ガスに変えたい場合は?

A. プロパンガスから都市ガスへの切り替えは、お住まいのエリアに都市ガスの配管が通っているかどうかが前提です。配管工事が必要なため費用がかかります。まずはガス会社や自治体に確認しましょう。

Q. ガス会社の乗り換えと電気代の節約を同時にしたい場合は?

A. ガスと電気をセットで提供しているサービスを選ぶか、電力会社を別途見直すとよいでしょう。また、太陽光発電の導入も含めたトータルのエネルギーコスト削減を検討する場合は、専門家への相談もおすすめです。
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まとめ:ガス料金の比較・乗り換えで固定費を見直そう

ガス料金の見直しは、固定費削減の中でも比較的手軽に取り組めるテーマです。ポイントをまとめます。

まずは検針票を手元に用意して、各社の料金シミュレーターや一括比較サービスを活用してみてください。小さな一歩が長期的な家計改善につながります。

エネルギーコストをトータルで削減したい方へ
太陽光発電・蓄電池の導入で電気代・ガス代をまとめて見直したい方は、一括見積もりサービスの活用がおすすめです。複数の施工会社を比較して、費用や条件を確認してみましょう。
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【免責事項】本記事に掲載しているガス料金・サービス内容・キャンペーン情報は、2026年4月時点の情報をもとに作成しています。料金プランやキャンペーン内容は各社の都合により変更・終了する場合があります。最新の情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。本記事の情報をもとにした判断・行動に関し、当サイトは一切の責任を負いかねます。